米で初の新型肺炎確認 感染ケースの増大を憂慮=ロイター
(VOVWORLD) -米疾病対策センター(CDC)は21日、中国湖北省武漢市を中心に感染が拡大している新型のコロナウイルスによる肺炎について、米国内で初の患者を確認したと発表しました。ロイター通信が報じました。
CDCの報道官によりますと、患者は中国からの旅行者で、西海岸のワシントン州シアトルで確認されました。
CDCは中国からシアトルに到着した旅行者のウイルス感染の有無を確認する新たな検査を開発したとし、アトランタやシカゴの空港にも検査を拡大すると発表しました。また米国内で新型コロナウイルスの症例が増加することが予想されるとしました。
中国国家衛生健康委員会は20日、新型コロナウイルスによる肺炎について、人から人へ感染する可能性を確認しました。 21日、中国当局は、新型コロナウイルス2019-nCoVによる肺炎の感染拡大に対する管理を強化し、流行を防ぎ、死者数を減らすためにできる限りのことをするよう呼びかけました。